
なぜ高所に設置されたヒーターが壊れてしまうのか
高所に設置される赤外線ヒーターには、ちょっとした秘密があります。実際に問題になるのは、ヒーターの発熱体自体ではなく、むしろ配線部分です。通常、発熱体自体には問題ありません。本当の原因は、導線との接続部分なのです。
倉庫や工場では、こうしたヒーターが何千時間も稼働し続けます。もし石英管と電線が接続されている部分の密閉性が悪ければ、トラブルが起きます。酸素が漏れ込み、その結果酸化が始まります。
劣悪な密封状態による徐々の破損
安価な製品では、このような状況がよく起こります。密封剤がひび割れてしまうのです。隙間ができると、湿気や空気が内部に入り込み、金属部分が腐食し、絶縁材も脆くなってしまいます。最終的には、絶縁材が剥がれ落ちてしまいます。そうなると、短絡が起こります。
高圧の装置を30フィートも上の高さに設置している場合、短絡は単なる迷惑どころではありません。火災の危険性もあるのです。
正しい方法での対処
一般的な製品では、シリコンや低温度用の接着剤が使われていますが、これらでは十分な耐久性がありません。私たちは、OEMグレードの真空密封技術やセラミックと金属の接合技術を使用します。これにより、内部がしっかりと密閉され、ヒーターがオン・オフするたびに配線が変形するのを防ぎます。また、導線には高ニッケル合金が使用されています。なぜかというと、ガラスと同じ速度で膨張・収縮するからです。もし異なる特性を持つ材料を使った場合、密封が破れてしまいます。それだけです。
妥協点
確かに、このような密封処理にはコストがかかります。また、現場で漏れを修理することもできず、密封が破れた場合は全体を交換しなければなりません。しかし、代替案を考えてみてください。5年ごとにランプを交換する方がいいのか、それとも安価な配線が短絡して半年に1回、作業を中断しなければならない方がいいのか?
最後に、配線ハーネスも、密封部分と同じ耐熱性を持っていることが重要です。そうでなければ、密封部分が破れる前に配線が溶けてしまいます。